大変だけどいい思い出になった合宿免許

当然ですが、合宿で免許を取得しようとすると、通いに比べて2週間程度というかなり短期の間で運転の知識・技術を身に着けなければならないので、授業が何コマも続く、○○を合格しないと次の試験に響く(受けられない)、といったことが多くあり、プレッシャーを常に抱えながら受講しなければなりませんでした。

極めつけは最後の運転技術の見極めで、これに合格しないと自費で延長料金を別途払わなければならないということがありました。私は愛知から宮崎の合宿免許に参加し、行き来は飛行機で、帰りの便も既に予約済みだったので何としても合格しなければならないと気合が入っていました。

大概の受講生が遠方から参加していたので皆同じ気持ちだったと思います。同期間で受講し、最後の試験を一緒に受けたのは、50名程度だったと思いますが、教官が不合格者の受講ナンバーを1名分だけ大きく黒板に書いて「不合格者は以上です」といったのが忘れられません。

また、筆記試験は自分の住む県で受験しなければならないのですが、予定が立て込んだのとだらだらしてしまったのがあり、受験まで1月ほどあけてしまいました。

それが災いして合格点に1点足りず再受験しなければならなくなりました…泣いても泣き切れない思い出です。

私は大学の友人に誘われて友達3人で合宿免許に参加しました。宿泊施設は女性専用のコテージで、5部屋の個室とシャワー室が3つ、洗濯機が3つ着いた施設が10数棟ありました。敷地内には共同の食堂は勿論のこと、カラオケルームや小さなゲームセンターがあり、宿泊中大小合わせて3度ほどイベントもありちょっとした時間でも退屈しないようにと工夫されていました。

同じ施設に泊まった東京から来た卒業間際の学生さんと仲良くなり、一大イベントであるコテージ祭りの1種目、カラオケ大会に一緒に参加するなどして楽しく過ごしました。私の思い出に残っているのは勿論お祭りもそうなのですが、毎日朝食・夕食を配膳してくださった食堂のお姉さんです。

お祭りでカラオケ大会に飛び入り参加した私は無茶苦茶なパフォーマンスをして(大会には賞金がかかっていたので…)翌日いろんな人から声をかけられましたが、このお姉さんも例外ではなく、一緒に写真を撮ろう!と言ってくれました。

その前後も何かと受講者に声をかけてくれる明るい方でしたのでとても嬉しかったです。

合宿で免許を取得されることをお考えの方たちは、合宿免許は意外とシビアであるということを念頭に置いた方が良いと思います。理由は上記のように、授業が連続して入っていること、日にちが限られている分課題をそつなくこなしていかなければ最悪延長して受験しなければならないからです。

友人と連れ立って行ったのに自分だけ合格せず一人だけ残る…という状態に陥らないよう、必死で授業についていく必要があります。また、合宿先が遠方であればあるほど、実際に自分が走る地元の運転の感覚というものが得られません。

道幅や地形など、慣れ親しんだ環境でも運転するとなると気を付けるポイントがたくさんあります。地元の自動車学校に通いで取得するような方たちは自然と仮免中に講習でそういったことも教わることができるのでしょうが合宿ではまず無理です。

そのかわり、知らない土地でも運転で気を付けるポイントは同じなので、少し遠出したときでもそこまで混乱しなくて済むかもしれません。

私は合宿免許に参加して本当に良かったと思います。大学時代の2か月間という長い夏休みで2週間程度でしたが、忘れられない思い出になりました。

親しい友人とならなおさらだと思います。デメリットもありますが、それ以上に得られるものがあるかもしれませんよ。

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